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腸内フローラと畑の土壌との関係

趣味程度の畑仕事ですが、農薬や化学肥料を与えなくても、土壌を耕さずに苗の周囲15cmほどの雑草を根っこを残して刈り取り、苗の根元に引いてあげるだけで十分に育ちます。

自然農法と呼ばれているやり方です。

そのやり方で農作物を育てると、採れた作物は、日にちが経っても、腐りません。

農作物には、2種類あります。

ほおっておくと、ドロドロにとけてきて、異臭を放つ野菜と、ただただ、しわしわに萎びて、腐らない野菜です。

冷蔵庫の中に入れて忘れてしまったキュウリや大根があれば分かりやすくて、そのどちらかに分かれるのを経験されたことがあるでしょう。

ドロドロに溶けてしまう方は、見た目はとても立派な野菜ですが、肥料が沢山与えられています。

その証拠に、ドロドロに溶けた水の臭いをかいでみて下さい。肥料の匂いがするでしょう。

一方の萎びて来るだけの野菜は、畑の土壌の中の微生物や、根本に敷いてもらった周りの雑草からのエキスだけで育っているため、見た目は芳しくはないですが、味が良い。

そして、日持ちするのです。

昨年暮れに採れたカボチャを、半年後に食べてみましたが、美味しく食すことができました。

これって、人間の腸内フローラとダブル気がします。

本来人間には、自己免疫力というものがあり、そのお陰で人体に菌やウイルスが入ってきても、腸内フローラのバランスが良ければ、身体の中でその菌やウイルスを退治してくれるのです。

自己免疫力の大本は、腸内にあると言われています。

でも、自己免疫力を発揮し、改善する前に、体内に入ってきた医薬品の副作用で自己免疫力が失われたり、そもそも、体力が無くて自己免疫力どころではない腸内フローラのバランスを崩した状態だったりすると、更なる現代西洋医学のお世話にならざるを得なくなるのです。

このように考えていくと、腸内フローラと畑の土壌は同じだと思えるのです。

本来、土壌には、その土地に必要な植物が生え、その植物の根には育つのに必要な菌や微生物が沢山付いているのです。

山々を覆っている大木は肥料を与えられたでしょうか?肥料を撒かなくても、あれだけ立派に樹々は育つのです。

又、同じ畑でも、生えてくる雑草が場所によって異なるのです。

日が良く当たるところや、水はけの良いところと、日が直ぐかける場所や水はけの悪いところに自然に生えて来る雑草の種類が微妙に異なるのです。

自然にしていると、その土地に必要な植物が自然に生えてくると言います。

それをわざわざ、農薬を撒いて死滅させ、新たに化学肥料を撒いて成長を早めさせ、見栄えの良いものを作り売りに出しているというわけです。

 

何が良いのか、悪いのか色々な考え方があります。

自然農法一つを取ってみても色々な種類の考え方があります。

 

ただ、ここで、腸内フローラと畑の土壌が私の中でチョット重なってしまいました。

 

 

 

 

 

 

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