山梨県立考古博物館へ行ってきました(助産師的考察)
甲府にある山梨県立考古博物館に行ってきました。
今から約3万年前の旧石器時代から明治時代までの考古資料を中心に展示されている資料館です。
その中で、助産師から見て、少し気になったものがあったのでアップしてみたいと思います。
勾玉(まがたま)
皆さんご存知の勾玉です。
館の学芸員になぜ、このような形をしているのかと尋ねたところ
「いろいろな説があるが、イノシシの牙や動物の骨の形からきている」とのこと。
助産師の眼から見ると、どう見ても妊娠10週ごろの胎児の形に見えるのです。
古代の人は、人間の原型となる胎児の形に何か途方もないパワーを感じそれにあやかろうとしたように感じます。
おそらく、太古の昔から、自然流産があり、医療の介入がなくても自然に排出した、命の尽きた胎児の形を見て、その形から勾玉が生まれたのではないでしょうか?
ま、勝手な解釈ですが・・・。