子ども語録
ほくと助産院にはテレビがありません。
テレビがあると、ついついつけっぱなしで見てしまい、何もできなくなってしまうので、あえて取り付ける気になれないのです。
その代わりに、ラジオやCDをよく聞いています。
NHKラジオの第一放送で、夏休みと冬休みに「子ども科学電話相談」という番組があります。
子どもの目から見た、不思議なことやわからないこと、例えば、恐竜のことや宇宙のこと、昆虫のことなどの質問に、専門の大人が子どもに分かりやすいように答える放送番組です。
先日、面白い質問がありました。
「虹は誰が書いたの?」
就学前の女の子の質問でした。
「お日様と雨が一緒になって書いたんだよ」というような回答をしていましたっけ。
また、ある日の質問では、
「なぜ、お肉やお魚には硬い骨があるんですか」4歳の女の子からだったと思います。
回答を誘導するために、大人の専門家の方が尋ねていました。
「じゃあ、骨が柔らかかったらどうだろう?」
おそらく、肉や魚の骨が硬いからそのものの形を保つことができるので、
「お肉やお魚がふにゃふにゃする」
という回答を期待していたのでしょう。
でも、そこは子どもの答え
「食べる」でした。
聞いていて、思わず一人で笑ってしまいました。
小さな子供に分かるように説明することってむつかしいですね。