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赤ちゃんが生まれました

12月20日予定日の妊婦様が28日にやっと無事に女の子を出産され、1月1日に何もなく退院されました。

この赤ちゃんの出産には、いろいろと不思議なことが沢山ありました。

まず、経産婦さんでしたが、予定日近くになっても、なかなか生まれて来る気配が無かったので、専属の対話士(お腹の中の赤ちゃんと話ができる人)さんに、なぜ出てこないのか尋ねてみた所、

➀ママの運動量が足りないので、お腹がゆりかごになって快適になっている

②赤ちゃんは、寒がりなので、外は寒いから、お腹の中で暖を取っている

➂はちみつ漬けの梅干が食べたい

④お兄ちゃん達のように、クリスマスプレゼントとお正月にお年玉が欲しい

とのメッセージが届いたのです。

ママに確認したところ、

➀そういえば、上の子どもの時と違って、あまり歩いていなかった。頑張って歩きます

②生まれてきても、心配しないで。暖かくしておくからとお腹の中の赤ちゃんに声掛けをするようにします

➂少し前に酸っぱい梅干を食べた

④数日前に妹や母から、子どもたちにクリスマスプレゼントは何が良いか聞かれていたとのこと

そしていよいよ、予定日を数日過ぎて、それでも生まれないため、嘱託医療機関に同行診察に行き、年末ということもあり、明日の午後3時までに陣痛が来ていなければ入院、分娩誘発ということになりました。

何か異常が起きた時に、大きな病院に搬送する場合、年末のために病院の人出が足りなくなり、緊急時の対応が手薄になることを心配しての判断でした。

ところが、翌日の深夜にあれだけいくら待っていても来なかった陣痛らしきものが、来たのです。

そして、そのまま明け方に出産になるかと思いきや、日が昇る頃、陣痛が次第に弱くなり、一旦自宅に帰ることとなりました。

そのことを昼間に、嘱託医療機関に伝えた所、「では、今晩様子を見て、明日の午後3時までに陣痛が付かないようなら入院誘発をしましょう」となりました。

その日の夕方は、ママの職場の忘年会で、予定日を過ぎていたので、はなから欠席のつもりが、陣痛が無かったために、ちゃんと、出席できたとのことでした。

職場の忘年会に出て、もう思い残すことが無くなったのでしょうか?

誘発分娩当日の深夜に又、陣痛らしきものが始まったのです。

でも、空が明るくなり始めたころ、再度陣痛が消失して自宅へもどることになりました。

しかし、お昼頃より、本格的な陣痛がやって来て、午後2時53分にほくと助産院で無事出産となりました。

誘発分娩のために、陣痛が来なければ、その日の午後3時には病院に行かなければならなかったのに、その時刻までにちゃっかり生まれて来てくれたのでした。

そして、もう一つ大きな理由がありました。

それは、赤ちゃんとパパの繋がりがとても強かったのです。

出産予定日を過ぎると、胎盤の機能が落ちてきて羊水量が少なくなったり、赤ちゃんに十分な栄養が行かなくなったりすることがあるため、2~3日おきにお母さんのお腹に、分娩監視装置を着けて様子を見ます。

予定日を過ぎて何度目かの分娩監視装置を付けた時、お腹の中の赤ちゃんが寝ているのか胎盤の機能が落ちてきたのか、あまり、反応がない時がありました。お母さんに右を下に寝てもらったり、左を下に寝てもらったり、お腹の中の赤ちゃんの頭をお腹の上から刺激してみたりしても、ほとんど変化がありませんでした。

その時です。

パパからの電話がかかってきて、ママがパパとお話を始めた途端、赤ちゃんがお腹の中で、元気に動き出したのです。

また、出産のとき、まだ3歳にならない真ん中のお兄ちゃんは、保育園に行ってて、手のかからない小学生のお兄ちゃんとパパが出産に立ち会うことになり、赤ちゃんはパパを独占できたのでした。

 

以前からお話しているように、人間は、自然にしていると生まれてくる時と亡くなる時は、本人が一番良い時を選んでその時を見計らって、生まれてきたり、息を引き取ったりしています。

今回の出産を経験したことで、ますますそのことを確信しました。

赤ちゃん、大切なことを教えてくれて、ありがとう!!!

 

 

 

 

 

 

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