犬と子どもの声が聞こえるところ
先日、出産予定日の近い妊婦様から聞いた話です。
彼女が、ウォーキングをしていた時のこと。
犬の散歩をしている年配の男性の方とお会いしたそうです。
その方と話をしながら聞いた言葉が
「犬と子どもの声がするところは幸せな所だ」とのこと。
漢詩にそのような言葉があるとか・・・。
日本は、少子高齢化社会となり、町中を歩いていても子供の声がほとんど聞かれません。
小さな子どもの泣き声が聞えたら、虐待かと通報されるため、余計に家の中に籠ってしまうことが多くなるでしょう。
少し大きくなれば、昼間は学校に行っているし、学校から帰って来ても、家の中でゲームやパソコンを見ているので、声が外に漏れることはほとんどないでしょう。
海外旅行をすれば、特に発展途上国では、今現在でも、いたる所に野良犬が闊歩しているのを見かけることでしょう。
日本も50年から60年前までは、あちらこちらに野良犬がいたものです。
しかし保健所のお陰で、野良犬を見ることは、ほとんどなくなりました。
上の漢詩によると、今の日本は犬の声も子どもの声もきこえない・・・・・。
ということは、幸せな所ではない?