「ばか」とよばれる植物
正式な名前は知りませんが、種がよく、服に付いて取るのに苦労するあの草です。
嫌われ者の植物ですが、私的には、子孫を残そうとするこの植物の姿勢に畏敬の念を持ってしまうのです。
取っても取っても取り切れないほど一度に沢山付いてしまい、取り残しがあれば、付けた場所からずっと離れたところにまで運ばれる可能性が高い種子です。
自分の身近なところだけに収まらず、遠く離れたところでも沢山増えようとするこの植物の繁殖力に舌を巻いてしまいます。
「こりゃ、人間の方が、繁殖力が弱いんじゃないの?」・・・・・と。
そして、思うのです。
この植物は、決して「ばか」じゃない!・・・・・と。